学校の先生を防災リーダーに 和市で研修会(写真付)

2019年05月28日 19時46分 ニュース, 社会, 防災

災害発生時に児童生徒を守る防災リーダーを育成するための研修会がきょう(5/28)、和歌山市で開かれ、学校関係者が、災害時の対応などについて講演を聞いたり、ワークショップに参加して学びました。

和歌山市手平・和歌山ビッグ愛1階大ホール

 

これは、学校と地域の防災力を高めようと取り組んでいる和歌山県教育委員会が、県内の小中学校や高校、特別支援学校の校長や教頭、防災担当の教諭などを対象に、去年に続いて開いたものです。

きょう午前10時過ぎから、和歌山市手平の和歌山ビッグ愛1階大ホールで開かれた研修会では、参加者が、防災に役立つ地図の話や、和歌山県の気象の特性などについて専門家の講演を聞いたほか、架空の避難所を運営するワークショップなどに取り組みました。

ワークショップで互いに意見を交わす

「災害時の適切な対応」と題して講演した人と防災未来センター研究員の河田慈人(かわた・やすひと)さんは、「災害時の避難訓練には、形式的になってしまうという落とし穴がある」と指摘し、具体例として、地震が起きたら机の下に入り、ヘルメットをかぶって校庭へ避難するよう指導されていた子どもが、訓練で、ヘルメットをかぶり忘れたので怒られると思って教室に戻ったケースがあったことを紹介しました。そして、「何のために避難するのかを考えながら訓練する必要がある」と強調しました。

講演する河田さん

研修会には、100人余りが参加し、メモを取るなど熱心に聞き入っていました。