参院選・共産新人の前氏が出馬取り下げ統一候補の藤井氏支援へ

2019年06月05日 17時54分 ニュース, 政治, 社会

この夏の参議院選挙に和歌山選挙区から出馬を表明していた共産党の新人・前久(まえ・ひさし)氏62歳が、きょう(5日)和歌山県庁で記者会見を開き、立候補を正式に取り下げ、野党統一候補として国民や社民、連合和歌山などが推薦する無所属の新人・藤井幹雄(ふじい・みきお)氏58歳を全力で支援することを表明しました。

前氏は、きょう午前、共産党和歌山県委員会の下角力(しもかど・つとむ)委員長と県庁で記者会見し「安倍政権に対抗するには政権批判だけではだめで、野党統一候補の擁立が大変重要だ。藤井氏は消費税増税や憲法改正、沖縄基地問題など多くの部分で私の考えと近い」と話し、立候補を取り下げ、藤井氏を全力で支援する方針を示しました。

共産党県委員会の下角委員長は「前回・3年前の参議院選挙ではかなわなかったが、今回は正真正銘の立憲野党の統一候補となり、党本部でも合意している。素晴らしい」と評価し、今後は「『選挙区では藤井氏、比例区では共産』と党員や支持者に呼びかけていく」と話し、藤井氏を推薦はしないものの支援する方針を示しました。

また立憲民主党も、きのう(4日)の党本部の常任幹事会で藤井氏の推薦を決めました。

和歌山選挙区では、自民党の現職で公明党が推薦する、経済産業大臣の世耕弘成(せこう・ひろしげ)氏56歳も立候補を表明しています。