商業捕鯨、沿岸捕鯨は釧路を拠点に7月から

2019年06月09日 18時36分 ニュース, 政治, 経済

日本政府が、IWC=国際捕鯨委員会を脱退したことに伴う商業捕鯨の再開で、太地町など、沿岸の小型捕鯨船の事業者らは、北海道釧路市(くしろし)を拠点に、来月(7月)1日から操業する見通しです。

これは、関係者への取材でわかったもので、捕鯨船は、太地町と北海道の網走市(あばしりし)、宮城県石巻市(いしのまきし)、それに、千葉県南房総市(みなみぼうそうし)の6事業者の5隻で、捕鯨事業者らは、釧路で出発式を行う方向ということです。

そして、釧路で、1週間ほど操業したあと、それぞれ、8月末ごろまで、千葉県の南房総沖などでツチクジラ漁を実施し、9月に再び釧路に集まり、10月までミンククジラを捕獲する予定です。鯨の肉は、日本小型捕鯨協会を通じて共同で販売し、利益を事業規模などに応じて各事業者で分配することにしています。水産庁が判断する捕獲枠は、まだ決まっていません。

一方、日本の排他的経済水域内に限定する沖合い操業は、調査捕鯨の母船「日新丸(にっしんまる)」を運航する東京の共同船舶が手がけ、来月から、山口県下関市(しものせきし)を拠点に、ミンククジラやイワシクジラ、それに、ニタリクジラの3種を捕獲するこにしています。