串本町に築150年の古民家改修したホテル完成

2019年06月11日 15時29分 ニュース, 政治, 社会, 経済

串本町(くしもとちょう)にある、築およそ150年の古民家を改修した宿泊施設が完成し、来月(7月)1日、オープンすることになりました。

この施設は「NIPPONIA HOTEL(ニッポニア・ホテル) 串本 熊野海道(くまのかいどう)」と名付けられ、串本町の中心部・無量寺(むりょうじ)の近くにある古民家を改修して整備されたものです。

古民家は「稲村亭(とうそんてい)」と呼ばれ、地元の資産家が、凶作の時に無償で米を提供したお礼に漁師から贈られたスギの流木で建てられたもので、奥座敷の柱や壁などの材料に流木が使われています。

稲村亭のほか、近くにある築およそ100年の古民家2棟も改修され、古くからある家具をそのまま使うなど、おもむきのある宿泊施設となっているほか、内風呂と露天風呂が備えられた部屋、それにレストランも用意されています。

これらの古民家は、所有者から串本町に寄贈され、町は歴史的資源としての活用を検討してきました。田嶋勝正(たしま・かつまさ)町長は「串本には古民家が沢山ある。今後も活用していけば、町の活性化へ大いに期待できる」と話しています。

NIPPONIA HOTEL 串本 熊野海道は、来月1日にオープンする予定で、当初は稲村亭など3棟・3部屋で開業し、2020年までに10棟・15部屋に拡大する予定です。