「那智の扇祭り(火祭)」を前に大たいまつ作り

2019年06月15日 19時13分 ニュース, 社会

那智勝浦町の熊野那智大社で毎年7月14日に営まれる「那智の扇祭り」を前に、神事で使われる大たいまつ作りが進んでいます。

「那智の火祭り」の通称で知られる「那智の扇祭り」は、那智山中腹にある熊野那智大社に祀られている12体の神々が年に1度、扇みこしに乗って元々お祀りされていた那智の滝に里帰りする神事です。

大たいまつは扇みこしを迎え清めるためのもので、12本用意され、滝の前で勇壮な炎の乱舞を繰り広げます。

宮大工の嶌崎和真(しまさき・かずまさ)さんらが白装束に烏帽子姿で作業を行っていて、ヒノキの板を円筒状に束ねた大たいまつは、柄の部分を含めると長さおよそ140センチ、重さおよそ50キロにもなります。

嶌崎さんは「令和最初の扇祭り。たいまつの炎が希望の火種となるようにとの願いを込めて作っています」と話していました。