高速道路トンネル内ワイドFM再送信の県の見解

2019年06月19日 18時48分 ニュース, 交通, 政治, 社会, 防災

阪和自動車道など、和歌山県内の高速道路のトンネルでAMラジオが聴けるよう整備された再送信設備をワイドFM放送にも拡充することについて、和歌山県は「AM放送からワイドFMへの転換など情報通信環境の変化や受信機の普及状況をみながら、道路管理者のNEXCO西日本に伝えたい」という見解を示しました。

これは、きょう(19日)開かれた6月定例県議会で無所属の会の玄素彰人(げんそ・あきひと)議員の一般質問に対し、高松諭(たかまつ・さとし)県土整備部長が答弁したものです。

玄素議員は、トンネル内でワイドFM放送が受信できない状況を指摘し、防災情報の伝達や観光客の利便性向上などの観点から、県内の高速道路のトンネルに整備されているAMラジオの再送信設備をワイドFM放送にも拡充出来ないか提言しました。

これに対し、高松県土整備部長は「道路管理者のNEXCO西日本によると、関西支社管内の高速道路のトンネル内にワイドFM放送の再送信設備は設置されていない」と述べる一方「高速道路のトンネル内でのラジオ再放送は、利用者が道路管理者からの避難情報や防災などに関する緊急情報を得るのに有効な手段のひとつだ」とする認識を示しました。そして、ワイドFM放送のトンネル内再送信については「AM放送からワイドFM放送への転換など情報通信環境の変化や受信機の普及状況をみながら、道路管理者のNEXCO西日本に伝えたい」と述べました。

NEXCO西日本では、1979年から2007年の間に、県内の高速道路のトンネル20カ所のうち長さが短い1カ所をのぞく19カ所にAMラジオの再送信設備を整備しています。

和歌山放送では、これまでのAMラジオ放送を補完するため、2016年5月に和歌山・田辺・御坊で、2017年4月からは新宮・串本・九度山で、それぞれワイドFM放送を開始しています。