商業捕鯨再開受け7月3日に和歌浦小で「鯨の出張講座」

2019年06月24日 18時49分 ニュース, 政治, 社会, 経済

日本がIWC・国際捕鯨委員会から脱退し、来月(7月)1日から31年ぶりに商業捕鯨が再開されることを受け、和歌山県は、日本鯨類(げいるい)研究所と太地(たいじ)町立くじらの博物館の協力で、来月3日、和歌山市立和歌浦(わかうら)小学校で「鯨の出張講座」を開くことになりました。

これは、捕鯨文化や鯨料理になじみの薄い子どもへの理解と普及をはかろうと、県が企画したものです。

来月3日、和歌浦小学校に、日本鯨類研究所の田村力(たむら・つとむ)資源生物部門長と太地町立くじらの博物館の今川恵(いまがわ・めぐみ)学芸員が講師として訪れ、5・6年生の児童92人に鯨の種類や生態、日本人と鯨との関わり、それに太地町の捕鯨の歴史などについて特別授業を繰り広げるほか、授業後、児童には給食の時間に鯨料理を食べてもらうことになっています。

きょう(24日)開かれた6月定例県議会の農林水産委員会で、自民党県議団の濱口太史(はまぐち・たいし)委員が、商業捕鯨再開を見越した鯨の食文化の普及と啓発を県当局に求めたのに対して、県の大野雅史(おおの・まさふみ)水産振興課長は「2017年度から給食での鯨肉の提供を県内の小学校で行っているが、商業捕鯨再開後は、出張講座の開催などで、鯨の食文化の普及と啓発により一層取り組みたい」と答弁しました。