和大付属小で避難訓練 直下型地震への備え(写真付)

2019年06月24日 20時58分 ニュース, 社会, 防災

和歌山大学教育学部附属小学校で、きょう(6/24)、直下型の大地震を想定した避難訓練が行われ、全校児童530人あまりが参加しました。

地震発生直後に机の下にもぐる児童

 

通学時間が1時間圏内と広い地域から児童が通っている和大付属小学校では、災害時の避難訓練を年に3回程度、実施し、保護者との連携などを確認しています。

きょうの訓練は、直下型の地震が発生し、電話は不通となったもののメールは送信可能という想定で行われ、午後2時に地震の発生を告げる校内放送があり、児童が机の下に身を隠して安全を確保し、頭を教科書などで守りながら、担任の指示で、順次、運動場へ避難しました。

廊下に並んで運動場へ

頭を教科書で守りながら避難

運動場では、生活防災委員会の5年生と6年生のあわせて5人が、全校児童の前に立ち、「災害時に協力しあえるよう、普段から近所の人に挨拶することが大切です」などと呼びかけました。

このあと、保護者による引き取り訓練が行われ、午後2時40分に、学校から保護者へ児童を引き取るよう指示する電子メールが一斉に送信され、駈けつけた保護者が、子どもの教室を訪れ、一緒に帰宅していました。

木下さん親子(左端と右端)

和大付属小学校では、今年3月と4月に地震の発生を受けて実際に運動場へ避難した経緯があり、5年生の木下拓哉(きのした・たくや)くんは、「実際に災害が発生したときには、予想していないことも起こるので、少し焦りましたが、うまくいきました」と振り返り、迎えに来た父親の雄哉(ゆうや)さん50歳は、「最近、よく災害が発生しているので、こまめにシミュレーションしてくれるのはありがたい。引き取りに来るために時間を割くのは、厳しいですが、身の安全を考えれば、必要なことなので、積極的に参加しています」と話していました。

和歌山大学教育学部附属小学校の中井章博(なかい・あきひろ)副校長は「子ども達は、とても意識が高く、押さない、駆けない、しゃべらない、戻らないという決まりを守りながら、訓練できていたと思う。今後は、訓練の実施を事前に告知せずに行うなどしていきたい」と話していました。