警察協力章・和歌山市の玉井淳医師に伝達(写真付)

2019年07月11日 20時05分 ニュース, 社会

長年にわたって警察活動に献身的な協力をした人に、今月(7月)1日、警察庁長官から「警察協力章」が贈られ、和歌山県からは、22年にわたって遺体の検視業務に従事している和歌山市の医師・玉井淳(たまい・じゅん)さん63歳が選ばれました。

玉井淳さん(右)と檜垣県警本部長(左)(7月11日・和歌山県警本部)

きょう午後、和歌山県警察本部の檜垣重臣(ひがき・しげとみ)本部長から玉井さんに警察協力章が手渡されました。

玉井さんは、1997年4月から和歌山県警察医に嘱託され、22年あまりにわたって犯罪捜査などで欠かせない検視業務を手掛けていて、この間およそ1100体の遺体と向き合ってきました。

玉井さんは「県内では21人の医師が検視を担当していて、先輩もいるにもかかわらず私が頂くのは申し訳無い気持ち」と率直な気持ちを語りました。

そして、これまでに印象深かった出来事として「始めたばかりの頃はバブル崩壊の真っ只中で、とある中小企業の社長が自殺した時の検視を担当した時に、和歌山も不景気なのだと痛感しました」と振り返りました。

循環器内科クリニックの院長を務める玉井さんは「院内にいるだけでは分からない時代の移り変わりを知れることが大きく、自分の勉強にもなりました」と話しました。

県内で警察協力章を受賞するのは、玉井さんで33人目となります。