和歌山県立医大の市民講座(写真付)

2019年07月12日 19時36分 ニュース, 社会

和歌山県立医科大学の教授による市民講座が、きのう(11日)午後開かれ、 法医学と腎臓内科をテーマに講義が行われました。

きょうの市民講座のもよう(7月11日・和歌山県立医大)

これは、県立医大の生涯研修センターが、県民に医療や医学の進歩について知ってもらおうと、4月と8月、2月をのぞく毎月第2木曜日に開いているものです。

今年度3回目となる今回の講座では、はじめに法医学講座の近藤稔和(こんどう・としかず)教授が「突然死~その予防を目指して~」と題して講義し、2016年までの15年間で突然死がおよそ7倍に増えていることや、とくに40代以上の生活習慣病が顕著になる中高年男性の頻度が多いこと、死因は心臓疾患が多いことや、とくに日本では入浴中や運転中の突然死が多いことなどを紹介しました。

その上で近藤教授は、虫歯や中耳炎の放置が原因で細菌が脳に回って突然死した30代男性の事例を紹介し、既往症とともに感染症も突然死につながる危険性を指摘し、健康な生活習慣の維持を求めました。

続いて、腎臓学内科学講座の大矢昌樹(おおや・まさき)教授が「透析にならないためには何をすればよいか?」と題して講義し、高血圧と腎臓病の関係や腎臓病の治療や予防の心得を説明し、ウォーキングなどの適切な運動に加え、塩分の摂取量を成人男性は1日8グラム未満、成人女性は7グラム未満、高血圧の場合は6グラム未満にするなど、食事を上手にコントロールすることの大切さを強調しました。