全国初「とくし丸」キャッシュアウトサービス出発式(写真付)

2019年07月12日 20時18分 ニュース, 社会, 経済

御坊・日高地方や全国で移動スーパー事業を手掛ける徳島県の株式会社「とくし丸」は、きょう(12日)から、全国で初めてとなる移動販売車でJA紀州などの口座から現金を引き出せる「キャッシュアウトサービス」をスタートしました。

キャッシュカード端末をPRする「とくし丸」ドライバー(7月12日・日高町・Aコープひだか店)

とくし丸は、JA紀州エリア内の御坊・日高地方で2015年9月から移動販売を開始し、現在では6台の移動販売車がAコープの食料品や日用品を巡回販売していますが、高齢者を中心に、移動販売車に、買い物だけでなく、銀行口座から現金を引き出せる移動ATMの機能を求める声が高まり、サービス開始に至ったものです。

とくし丸の移動販売車

具体的には、利用者が移動販売車のドライバーに引き出したい金額と配達希望日を書いた伝票を渡し、次の配達日に、利用者が専用の端末にJA紀州などのキャッシュカードを通して暗証番号を入力するとドライバーから現金と明細書が渡され、このとき利用者の口座から現金が引き落とされます。

テープカットのもよう

きょう午前、日高町(ひだかちょう)の「Aコープひだか店」前で行われた出発式では、JA紀州の芝光洋(しば・みつひろ)代表理事組合長や株式会社とくし丸の住友達也(すみとも・たつや)社長らが、テープカットでサービス開始を祝いました。

芝組合長は「より一層地域貢献が出来る」と喜びを語りました。

また住友社長は「潜在需要は高いと思うので、是非とも軌道に乗せ、御坊・日高を皮切りに全国にも広げたい」と意気込みました。

このサービスでは、引き出せる現金は2万円または3万円で、利用1件あたり200円プラス税の利用手数料がかかり、引き出した金額とあわせて口座から引き落とされます。