【参院選】世耕氏5期目当選 得票率全国1位(写真付)

2019年07月22日 08時08分 ニュース, 政治, 社会

安倍政権とアベノミクスへの評価や、年金問題などが主な争点となった参議院議員選挙の和歌山県選挙区で、自民党の現職で公明党推薦の経済産業大臣、世耕弘成(せこう・ひろしげ)氏56歳が5回目の当選を果たしました。

バンザイする世耕氏ら(2019年7月21日午後8時過ぎ)

和歌山県選挙管理委員会によりますと、当選した世耕氏が29万5608票、無所属の新人で立憲民主、国民民主、社民から推薦を受けた、弁護士の藤井幹雄(ふじい・みきお)氏が10万5081票でした。

世耕氏の得票率は73・8%で、山口県選出の林芳正(はやし・よしまさ)元文部科学大臣の70%を抑えて今回の選挙で全国1位となりました。

投票率は、50・42%で、前回3年前の選挙を4・87ポイント下回り、補欠選挙を除いて過去2番目の低さとなりました。(※過去最低は1995年の通常選挙)

当日有権者数は、81万6550人でした。

当選した世耕氏は、早稲田大学を卒業後、NTT社員を経て、1998年に行われた、おじで元・自治大臣の故・世耕政隆(まさたか)氏の死去に伴う参議院和歌山県選挙区の補欠選挙に自民党公認で立候補して初当選しました。その後、2012年の第2次安倍内閣の発足当初から内閣官房副長官を務め、2016年の第3次安倍第2次改造内閣で経済産業大臣となり、現在は、ロシア経済分野協力担当大臣や国際博覧会担当大臣などを兼務しています。

共同インタビューに応じる世耕氏

和歌山市の選挙事務所で万歳三唱した世耕氏は、「これから5期目になり、次のステップに向けた厳しい階段を上がっていくことになりますが、これまで通り、見守っていただきたい。地方でも第4次産業革命の技術を使いこなした新しい事業を創造して若い人が地方で活躍できる状況を作っていくことこそが、アベノミクスの最後の一手になる」と抱負を述べました。

敗戦の弁を述べる藤井氏

一方、敗れた藤井氏は、昨夜、選挙事務所で支持者を前に挨拶し、「17日間、できる限り自分の足で県内を走って皆さんの元へ訴えを届けてきました。いまの政治で良いのかと言う声を、1人でも多く集めて発信したいという気持ちで立候補しましたが、皆さんの期待に添えられずお詫びします」と述べ、今後は、弁護士業に専念する考えを示しました。