JR紀伊田辺駅の建て替え工事が完了(写真付)

2019年07月23日 19時32分 ニュース, 交通, 社会, 経済

老朽化のため建て替え工事が行われていたJR紀勢線・紀伊田辺(きいたなべ)駅の新しい駅舎が完成し、きょう(23日)の始発電車から利用できるようなりました。

完成した紀伊田辺駅の新駅舎(7月23日・田辺市湊)

田辺市湊(みなと)の紀伊田辺駅の旧駅舎は、1932年(昭和7年)に建てられ、赤い屋根とローマ字の駅名が特徴的で市民や観光客に親しまれてきましたが、老朽化が進み、南海トラフ巨大地震などで倒壊するおそれがあるとして、JR西日本がおよそ3億6千万円をかけて、防災機能やくつろぎのスペースを併せ持つ新しい駅舎への建て替えを進めてきました。

去年(2018年)5月に着工しこのほど完成した駅舎は鉄骨平屋建てで、外観は世界遺産・熊野古道の玄関口「口熊野(くちくまの)」をイメージし、駅近くの闘鶏(とうけい)神社の屋根を模しています。

紀州材を使った内装が特徴の待合室

中の待合室は、紀州材を使った内装が特徴的で、天井近くの格子窓(こうしまど)からは光が差し込み、壁には熊野古道や田辺市ゆかりの偉人を紹介する展示パネルが設置されているほか、列車やバスの待ち合わせや休憩に使える木製のベンチも用意されています。

防災機能については、去年(2018年)5月、新駅舎のとなりに完成した、係員の執務室などがある鉄筋3階建てビルの3階と屋上の部分が津波避難スペースとなっています。

8月7日にオープン予定の「セブンイレブン・ハートイン」

さらに、紀伊田辺駅では初めてとなる駅構内のコンビニエンスストア「セブンイレブン・ハートイン」も造られ、こちらは来月(8月)7日のあさ6時半に正式オープンし、利便性の向上が期待されます。

JR西日本・和歌山支社では、来月7日の午前10時15分から、紀伊田辺駅で完成記念式典を開く予定です。