創建1600年の田辺祭・あす(24日)から(写真付)

2019年07月23日 18時55分 ニュース, 社会

ことし(2019年)創建1600年を迎えた、田辺市の世界遺産・闘鶏神社(とうけいじんじゃ)の夏の例大祭「田辺祭(たなべまつり)」があす(24日)から始まるのを前に、境内や市内中心部には提灯(ちょうちん)やのぼりが飾られ、準備が大詰めを迎えています。

のぼりが立てられた本殿(7月23日・田辺市東陽・闘鶏神社)

和歌山県の無形文化財に指定されている田辺祭は、およそ400年の歴史があり、田辺市中心部の各町内から「笠鉾(かさほこ)」と呼ばれる8基の山車(だし)が出て、お囃子(はやし)を鳴らしながら巡回するほか、25日の早朝に神社の本殿で営まれる「暁(あかつき)の祭典」では巫女(みこ)が舞を奉納し、夜には、会津川(あいづがわ)河口の旧・会津橋にライトアップされた笠鉾が勢揃いする「引きそろえ」が行われるなど、みやびな雰囲気に包まれます。

本殿に移された神輿

まつり前日のきょう午後、闘鶏神社の本殿では、長澤好晃(ながさわ・よしあき)宮司らが祭壇や神輿(みこし)の準備に汗を流していました。

弁慶社に飾られた提灯

また流鏑馬(やぶさめ)が行われる闘鶏神社の馬場や、武蔵坊弁慶をまつる弁慶社(べんけいしゃ)、さらに、ことし田辺入城400年となる、紀州田辺藩付家老(つけがろう)・安藤直次(あんどう・なおつぐ)をまつる藤厳(とうがん)神社などに提灯が付けられたほか、街角には祭の開催を知らせるのぼりも立てられ、準備が大詰めを迎えています。

ことしは創建1600年を記念して、地元の観光協会や事業者などで構成する「1600年記念事業推進委員会」が、これから年末にかけて特別企画展やシンポジウム、コンサートなどを企画していて、節目の年の参拝者誘致に力を入れています。

田辺祭は、あす24日が「宵宮」、あさって25日に「本祭」が開かれます。