茨城県八千代町長選・和歌山産梅干しで投票持ちかけ罰金

2019年07月30日 17時54分 ニュース, 事件・事故・裁判, 政治, 社会

ことし(2019年)1月に行われた、茨城(いばらき)県八千代町(やちよまち)の町長選挙を巡って、投票の見返りに和歌山県産の梅干しを提供したなどとして公職選挙法違反の罪に問われた元・町議会議員と父親に対し、水戸(みと)地方裁判所は、きょう(30日)それぞれ罰金50万円と、公民権停止5年の有罪判決を言い渡しました。

判決によりますと、八千代町長選挙に立候補した36歳の元町議会議員の息子と、運動員で元町議会議員の75歳の父親は、共謀して、去年11月から12月にかけて、有権者11人を訪ね、息子を当選させようと票のとりまとめを行った報酬として、それぞれに、1箱2千円相当の和歌山県産の梅干しを渡したり、渡すことを持ちかけたりした、公職選挙法違反の買収と事前運動の罪に問われました。

水戸地方裁判所の角田康洋(つのだ・やすひろ)裁判長は、息子が和歌山県産の梅干し3500箱を偽名を使って購入したなどと指摘し「選挙の自由と公正を損なおうとする悪質な犯行」と述べ、検察側の求刑通り、2人にそれぞれ罰金50万円と、5年間の公民権停止の判決を言い渡しました。

八千代町長選挙はことし1月20日に行われ、即日開票の結果、息子は落選しました。