和歌山県「IR誘致に関する有識者会議」初会合(写真付)

2019年08月06日 18時37分 ニュース, 政治, 社会

カジノを含む統合型リゾート・IRの誘致を目指す和歌山県は、幅広い分野の専門的な知見を得るための有識者会議を設置し、きょう(6日)県民文化会館で初会合を開きました。

きょうの初会合のもよう(8月6日・和歌山県民文化会館)

この有識者会議は、IRを誘致する県が、関連する法律に基づいて設置したもので、実施方針や区域整備計画、実施協定などでそれぞれの専門分野から助言を求めますが、業者選定については含まれません。

きょう午後1時半から開かれた初会合には、和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事と、仁坂知事が選定した8人の委員が出席しました。

座長を国際経済学が専門で東京大学の伊藤元重(いとう・もとしげ)名誉教授、座長代理を関西電力と関西経済連合会の相談役・森詳介(もり・しょうすけ)氏が務め、そのほか、弁護士や観光、和食文化、心理学などの専門家が加わっています。

このあと会議は非公開で行われ、改めて県当局から、和歌山市の和歌山マリーナシティに誘致する県のIR基本構想について説明が行われたのに対して、委員からの意見交換が行われました。

会合後記者の質問に答える仁坂知事(左)と伊藤座長(右)

終了後、記者の質問に応じた座長の伊藤名誉教授は「IR誘致に動く他の地域の事例も委員から紹介されたほか、和食文化の発信など、カジノ以外の和歌山らしさをもっと鮮明に打ち出す方が良いのではといった意見が出た」と振り返りました。

また仁坂知事は、ギャンブル依存症対策について「県のテクニックには相当な自信を持っているが、委員からは、業者に丸投げをせず、県もしっかり加わって対策を実行するべきと意見が出て、なるほどと思った」と述べ、今後は、国からIRの基本方針が示され、県の実施方針の作成などで、改めて委員から意見を聴く考えを示しました。