台風10号県内でも影響

2019年08月16日 19時29分 ニュース, 社会, 防災

台風10号の大雨や、暴風雨などで和歌山県内では和歌山市と紀の川市と北山村を除く27の自治体の22万8千世帯33万7千人を対象に避難勧告や避難準備情報などが発令されました。

今回の台風では県の南部や中部などを中心に激しい雨が降り、田辺市中辺路町野中で降り始めからの総雨量は840ミリ、田辺市中辺路町近露712ミリ、日高川町の寒川で455ミリなど極めてまとまった雨が降りました。

また土砂災害警戒情報が日高川町、田辺市田辺、田辺市龍神の各地区とかつらぎ町、印南町、みなべ町、すさみ町で発令されすでに解除されました。

県によりますと、12の市町村や地区のおよそ5万8500世帯13万5900人に避難勧告が発令されたほか、22の自治体や地域、およそ16万9700世帯20万500人に避難準備や高齢者の避難開始などの指示が発令されました。

また緊急避難の指示も434世帯850人に出されました。また県南部や中部の河川を中心に増水し新宮市熊野川町日足の熊野川では、ピーク時に10メートル以上の水位となるなど県内7つの河川で氾濫危険水位を超えました。また避難判断水位を超えた河川が9つありました。

道路では、紀勢自動車道の南紀田辺インターと上富田インター間や国道42号の由良町と広川町の間で大雨のため一時通行止めになりました。また沿岸部の県道では波が道路にかぶり通行止めになったり、山間部では道路が水に浸かったり道路に倒木があるなどして通行止めになりました。

また、市道や町道でも道路脇の土砂が崩れたり湯浅町では伝統建造物の住宅が土塀の一部が崩れるなどの被害が出ました。

台風の影響で県内のJRではきのう(15日)終日もしくは長時間にわたって運転を取り止めたほか、南海フェリーもきょう(16日)の上下7便まで欠航し、南紀白浜と羽田を結ぶ空の便は、きのう(15日)全便が欠航しました。

県内のJR線は紀勢線がきょう(16日)午後、運転を再開し、特急くろしおも、午後には運転を再開し始めました。その他のJR線は午前中には運転を再開しています。

また新宮市や田辺市、日高郡など県内の一部地域で停電しました。

また、災害対策本部も新宮市など4つの自治体で開設されました。