寄付約束の公選法違反 元和歌山市議に有罪判決

2019年08月20日 19時03分 ニュース, 事件・事故・裁判, 社会

今年(2019年)4月の和歌山市議会議員選挙で、当選の見返りに現金寄付を約束するメールを複数人に送ったとして、公選法違反の罪に問われた元市議会議員の中前和則(なかまえ・かずのり)被告に対する裁判の判決がきょう(20日)、和歌山地方裁判所であり、懲役1年の求刑に対し、懲役1年、執行猶予5年の判決が言い渡されました。

判決によりますと、中前被告は今年(2019年)1月、選挙で支援を得るため和歌山県理学療法士連盟の役員ら15人に「当選すれば連盟に毎年100万円以上寄付する」などと書いたメールを送りました。

きょう(20日)の判決で、武田正(たけだ ただし)裁判長は、当選した場合に寄付を約束するメールを送った行為に関して「あからさまで悪質性が高い」と批判。一方で、「実名で報道され、市議を辞職するなど社会的制裁を受けている」として、懲役1年、執行猶予5年の判決を言い渡しました。

中前被告は4月21日投開票の市議会議員選挙で初当選しましたが、県警の捜査を受け5月に辞職し、県警は5月に公選法違反の容疑で書類送検していました。