消防学校の初任科生による大規模災害対応訓練(写真付)

2019年08月22日 17時33分 ニュース, 社会, 防災

和歌山県消防学校で学ぶ新人消防隊員による大規模災害を想定した対応訓練が、きょう(22日)始まり、徒歩で長距離を歩いたり、土砂災害からの救出訓練などを行っています。

県消防学校に徒歩で出発する初任科生ら(8月22日・和歌山県庁南別館)

これは、県消防学校で学ぶ県内17の消防に採用された新入消防隊員が、卒業前の集大成となる恒例の訓練で、去年(2018年)までは、高野山から県消防学校まで昼夜を通して歩く訓練が中心でしたが、ことし(2019年)からは、和歌山市加太(かだ)の県消防学校の地震や土砂災害などの訓練施設を活用した、より実践的な内容に改められました。

きょう午前9時半に和歌山市で震度6の地震が発生し、消防学校初任科生に活動要請があったとの想定で、この春入校した43期生・53人が参加しています。

脇田消防学校長の訓示

きょう午前10時、和歌山県庁南別館で訓練の開始式が行われ、県消防学校の脇田佳典(わきた・よしのり)校長が「今回は消防学校のコンセプトである『リアルな訓練』を体現するもので、あすの朝まで昼夜を通した訓練を53人の初任科43期生全員が完遂(かんすい)出来るよう、心して取り組んで欲しい」と訓示しました。

このあと、初任科生が隊列を組んで、県庁南別館からおよそ10キロ離れた県消防学校に向けて徒歩で出発しました。

初任科生は、これからあすの朝にかけて夜通しで訓練にあたり、国民休暇村加太では土砂崩れで孤立した人の救助訓練を行うほか、県消防学校ではテントの設営や土砂災害対応訓練、建物火災対応訓練などを行います。