楠見地区連合自治会が反対署名簿提出(写真付)

2019年08月23日 19時01分 ニュース, 社会, 防災

和歌山市北部の和泉山脈に持ち上がっている大規模な太陽光発電施設の建設計画のうち、楠見地区のメガソーラーについて、地元の楠見地区連合自治会のメンバーがきょう(8/23)、和歌山市役所を訪れ、計画反対に賛同する1万4千人余りの署名簿を提出しました。

署名簿を提出する楠見地区連合自治会のメンバーら

楠見地区連合自治会では、今月3日から計画に反対する立場の署名をスタートさせ、20日までに1万4743筆の署名簿を作成し、きょう、楠見地区連合自治会の楠見皓生(くすみ・あきお)会長をはじめ、単位自治会の会長らあわせて6人が和歌山市役所を訪れ、市長室で尾花正啓(おばな・まさひろ)市長に手渡しました。

連合自治会のメンバーは、「山を切って谷を埋める計画だが、想定外の災害が起きるかもしれないと心配している」「事業の途中で災害があり、原状回復できなくなれば、市民の税金で負担することになるのではないか」「孫子の代に、なぜこんなものを作ったのか、と言われないようにしたい」などと市長に訴えました。

尾花市長は、「短い期間でこれだけの署名が集まったと聞いて反対の声が大きいことを実感しました。地元の皆さんの意見を最大限、尊重しながらも、法廷闘争の可能性もあるので、感覚的なことではなく、しっかりした判断をしていきたい」と話しました。

署名を受けて挨拶する尾花市長

署名簿の提出後、楠見会長は、「署名活動を通じて、あらためて地元の反対意見が強いことを実感しました。このあとも、追加の反対署名を提出するなど、市長への働きかけを強めていきたい」と語りました。

和歌山市平井などの山林に持ち上がっている大規模な太陽光発電計画を巡っては、計画に反対する地元の住民団体も6000筆余りの別の署名簿を提出しています。