二階幹事長ら自民党四役決定・就任会見(組閣も紹介)

2019年09月11日 21時03分 ニュース, 政治

自民党の臨時総務会がきょう(9/11)午前、党本部で開かれ、処遇が注目された二階俊博(にかい・としひろ)幹事長の再任など、党四役が正式に決まりました。

二階幹事長は、衆議院和歌山3区選出で80歳。経済産業大臣や自民党総務会長などを歴任し、2016年8月から党幹事長を務めていて、今年8月には、幹事長連続在職日数で歴代トップに立ちました。

こまやかな心配りと、時に波紋を呼ぶ言動もいとわない迫力を併せ持つ政治手腕は、自民党内随一とされていて、中国の習近平国家主席とは5度面会し、外交でも存在感を示しています。

午前11時から自民党本部で行われた就任記者会見で、二階幹事長は、「党と一体となって、これからも結果を出していくように努める」と述べ、党運営に関しては、「常にチャレンジを続けていくことが党の基本だ。物事の決定、実行において、スピード感を持って対応していく」と強調しました。

また、憲法改正については、「安倍総裁は、かねてより強い意欲を持っており、いまも明確に内外に表明している。我々は、その総裁の意向に沿って党を挙げて憲法改正に向けて努力を重ねていきたい」と述べました。

安倍総理大臣の党総裁の連続4選については、「もし総裁が決意したら、国民の意向に沿う形で党を挙げて支援したい」という認識を示しました。

二階幹事長のほか、党四役では、岸田文雄(きしだ・ふみお)政務調査会長も続投し、総務会長には、鈴木俊一(すずき・しゅんいち)オリンピック大臣、選挙対策委員長には、下村博文(しもむら・はくぶん)憲法改正推進本部長を新たに当てました。森山裕(もりやま・ひろし)国会対策委員長は再任され、引き続き二階幹事長らと連携して10月に召集される予定の臨時国会に対応します。

一方、安倍総理はきょう、内閣改造を行い、菅官房長官が閣僚名簿を発表しました。

環境大臣に、小泉進次郎(こいずみ・しんじろう)元復興政務官を抜てきし、外務大臣に、茂木敏充(もてぎ・としみつ)経済再生担当大臣が、防衛大臣に、河野太郎(こうの・たろう)外務大臣が、横滑りしました。

19人の閣僚のうち、17人がポストを交代し、初入閣は、安倍内閣で最も多い13人で、女性は、高市早苗(たかいち・さなえ)総務大臣と、橋本聖子(はしもと・せいこ)オリンピック大臣兼女性活躍担当大臣の2人です。

留任は、麻生太郎(あそう・たろう)副総理兼財務大臣と、菅義偉(すが・よしひで)官房長官のみです。

法務大臣に、河井克行(かわい・かつゆき)党総裁外交特別補佐を、文部科学大臣に、萩生田光一(はぎゅうだ・こういち)党幹事長代行を、農林水産大臣に、江藤拓(えとう・たく)総理補佐官を充てました。

経済産業大臣には、菅原一秀(すがはら・いっしゅう)元財務副大臣が、国土交通大臣には、赤羽一嘉(あかば・かずよし)公明党政調会長代理が就任します。

また、復興大臣は、田中和徳(たなか・かずのり)元財務副大臣、国家公安委員長兼防災担当大臣は、武田良太(たけだ・りょうた)元防衛副大臣、沖縄北方・1億総活躍・少子化対策・消費者行政担当大臣は、衛藤晟一(えとう・せいいち)総理補佐官、科学技術担当大臣は、武本直一(たけもと・なおかず)元財務副大臣が就きます。

地方創生担当大臣には、北村誠吾(きたむら・せいご)元防衛副大臣を充てました。