台風10号の農林水産最終被害額は10億円あまりに

2019年09月18日 20時11分 ニュース, 社会, 経済, 防災

先月(8月)15日に和歌山県に最接近した台風10号による県内の農林水産関連被害額は、最終的に10億円あまりに達したことが、和歌山県のまとめでわかりました。

県・農林水産総務課によりますと、農作物関連では、新宮市(しんぐうし)と日高川町(ひだかがわちょう)では稲が倒れたり田んぼが冠水したほか、御坊市(ごぼうし)と印南町(いなみちょう)ではナスの苗が風で倒れ、有田川町(ありだがわちょう)と御坊市ではぶどうや梨の果実が落ちるなどしました。このほかビニールハウスや運搬用のモノレールの破損なども確認され、被害額はあわせて1307万円あまりとなりました。

畜産関連では、日高川町で鶏舎が水没し9千羽のニワトリが死んだほか、牛舎1件の屋根が壊れ、被害額はあわせて590万円あまりになりました。

水産関連では田辺市で養殖用いかだが破損し、被害額は80万円、

農地・農業用施設関連では、橋本市や有田市(ありだし)、田辺市、みなべ町など13の市と町の118カ所で田畑のあぜが壊れたほか、海南市や紀の川市、白浜町(しらはまちょう)など14の市と町の106カ所で農道や水路、ため池などが壊れ、被害額は6億4450万円にのぼりました。

林業関連では、印南町で特産のわさびに100万円の被害が確認されたほか、林道の253カ所でのり面や山腹の崩壊などが相次ぎ、被害額は3億3750万円あまりとなりました。

これらを合わせた最終的な被害総額は、10億181万7千円となりました。