五輪聖火リレー和歌山県実行委・県内聖火ランナーを公表(写真付)

2019年12月17日 18時37分 スポーツ, ニュース

東京オリンピック聖火リレーの和歌山県実行委員会は、きょう(17日)県内を走る聖火ランナー45人を発表しました。この中には、2012年ロンドンオリンピックの体操競技で活躍した「田中3きょうだい」の田中理恵(たなか・りえ)さんと兄の和仁(かずひと)さんや、「延長18回」の激闘で知られる元・箕島(みのしま)高校投手で西武ライオンズでも活躍した木村竹志(きむら・たけし)さんら、県出身のスポーツ界のレジェンドが含まれています。

県実行委員会では、ことし(2019年)7月1日から8月末にかけて 県内を走る聖火ランナーを一般から募集したほか、過去のオリンピックのメダリストなどからも候補を集め、書類選考を行った結果、一般公募の38人と、過去のオリンピックのメダリストなどによるPRランナー7人のあわせて45人を、県内の聖火ランナーに選出しました。

力走を誓う聖火ランナーたち(左から中川聖子さん、勢見月文久さん、オズカヤ・ドゥルナさん、上野山馨さん・12月17日・和歌山県庁南別館)

きょう午後、県実行委員会が県庁の南別館で一般の聖火ランナー4人とともに記者会見を開き、意気込みなどを語りました。

このうち、有田市(ありだし)の上野山馨(うえのやま・かおる)さん94歳は60歳からフルマラソンを始め、いまも7時間で完走する健脚ぶりです。上野山さんは「学徒出陣で多くの仲間を戦争で失い、私だけ生き残った事が申し訳ないような複雑な心境ですが、戦火に散った仲間や多くの高齢者の元気のために走りたい」と抱負を語りました。

串本町総務課の職員で国際交流員として活躍するトルコ出身のオズカヤ・ドゥルナさん32歳は「肌の色や言葉の違いはあっても私たちはひとつです」と話しています。

このほか、いずれもレスリングのオリンピックメダリストとなった和歌山市出身の湯元健一(けんいち)さんと進一(しんいち)さん兄弟や、新宮市出身の太田拓弥(おおた・たくや)さん、1964年東京大会の体操の金メダリストで田辺市出身の早田卓次(はやた・たくじ)さんがPRランナーに選ばれたほか、2004年アテネ大会から4大会連続でパラリンピックの水泳競技に出場している中村智太郎(なかむら・ともたろう)さんや、田辺市出身の俳優で「県ふるさと大使」を務める小西博之(こにし・ひろゆき)さんらも選ばれています。

県実行委員会では、今後、選ばれた聖火ランナーが県内のどの市や町を走るかなどを調整し、来年(2020年)2月ごろまでに決める方針です。なお今回の発表には、オリンピック協賛企業が募集した分のランナーは含まれていません。