豊年満作祈り天野の御田祭、丹生都比売神社

2020年01月19日 17時29分 ニュース, 社会

高野山の守護神として知られるかつらぎ町の世界遺産、丹生都比売(にうつひめ)神社で、きょう(19日)、豊年満作を祈願する農耕神事「天野(あまの)の御田祭(おんだまつり)」が開催され、大勢の参拝客らがユーモラスな演技に見入りました。

平安時代の田植えの儀式が始まりで、室町時代に、今の狂言形式になったと伝わっています。

それぞれ面と烏帽子(えぼし)の装束を着けた「田人(たびと)」がくわを、「牛飼(うしかい)」がすきを担ぎ、楼門下の舞台に登場しました。神前にお参りしたあと、牛や、みこ姿の「早乙女(さおとめ)」などを次々と呼び、狂言風の口上や問答で、田作りから種まき、稲刈りまでの所作を演じました。見ものは、ひょっとこの面を着け、もんぺをはいて女装した男性「田ツ女(たづめ)」が登場する場面で、腰を振りながら歩いて、膳を配るしぐさに会場は笑いに包まれました。