南海和市駅ビル再開発、4月24日オープン(写真付)

2020年02月06日 20時56分 ニュース, 交通, 社会, 経済

南海和歌山市駅ビルとその周辺の再開発事業で、南海電鉄と和歌山市はきょう(2/6)、共同で記者会見して新たな商業施設とホテル、それに市民図書館が今年4月24日に同時オープンすることを明らかにしました。

共同で記者会見した遠北社長(左)と尾花市長

和歌山市駅活性化計画は、1期工事としてオフィス棟などが完成した後、2017年から2期工事が始まり、総額124億円の事業費で、商業施設とホテル、それに市民図書館を建設してきました。

きょう午後2時から和歌山市役所で行われた記者会見には、南海電鉄の遠北光彦(あちきた・てるひこ)社長と和歌山市の尾花正啓(おばな・まさひろ)市長が並んで出席し、4月24日にすべての施設をオープンさせることを明らかにしました。

それによりますと、南海電鉄が、紀の国の玄関口、そして新しい扉を開く鍵、キーになりたい、という思いを込めて名付けた、商業施設の「キーノ和歌山」には、1階にこだわりの食材を取り扱う専門店の入った食料品スーパーが全国で初出店するほか、2階には、酒造会社のコンセプトショップやカフェなどの飲食店、3階には、スポーツジムをはじめ、内科や眼科などのクリニックが入ります。4階から12階までは、宿泊施設で、最上階に紀ノ川をのぞむ露天風呂付大浴場のある「カンデオホテルズ南海和歌山」が、県内に初出店します。

また、市民図書館は4階建てで、「本と人とまちをつなぐ」をコンセプトに居心地の良いまちの賑わいの拠点となるような施設を目指していて、365日、年中無休、毎日午前9時から午後9時まで開館します。蔵書は従来の1・3倍となる60万冊で、閲覧席は2・6倍の525席、学習室は6倍に増えて145席設けられます。1階には、コーヒーショップがあり、コーヒーを飲みながら、閲覧することができるほか、3階には、飲食が可能なテラス席、屋上には、野外キッチンが備えられ、イベントを開くこともできます。また、子どもが楽しめる施設としても力を入れていて、4階には、その象徴として、絵本の山、ブックマウンテンが設けられ、屋上には、旧市電を模したミニトレインが走ることになっています。

南海電鉄の遠北社長は「私自身も和歌山の人間で、なんとかして和歌山を元気にしたいと強く願い続けてきました。キーノ和歌山が、地域活性化のカギ、旗印となり、和歌山の発展に貢献できるよう和歌山市と一緒に取り組みを続けていきたい」と話しました。

施設について説明すると遠北社長

また、和歌山市の尾花市長は、「さまざまなイベントに使える交流広場など駅前の整備をさらに続けていて、今年中には整備を終えるほか、さらに周辺の再開発も検討していて、点から線へ、線から面へと、今後、市駅周辺の活性化に向けて取り組んでいく」と話しました。

尾花市長も・・・

南海和歌山市駅の商業施設とホテル、それに市民図書館は、4月24日の午前10時にオープンします。またこれに先立って午前9時から記念式典が開かれます。