和歌山県新年度予算発表、一般会計当初予算ベースで過去最大級

2020年02月13日 12時33分 ニュース, 政治, 社会

大規模災害対策やICTなどを活用し成長分野や県内の既存の産業を支援したり人手不足の解消を目指すことなどを盛り込んだ和歌山県の新年度予算がきょう(13日)発表されました。和歌山県の新年度一般会計の予算額は、5905億円で当初予算ベースでは過去最大級の予算規模です。
主な事業は南海トラフ巨大地震などの大規模災害に対応するため、引き続き津波避難困難地域の解消に努める政策に取り組むほか、
緊急輸送道路の整備や建物の倒壊や河川の洪水対策にも取り組みます。
またコスモパーク加太にドクターヘリの格納庫や給油施設を整備するなど広域防災拠点を整備していくことにしています。

またICTなどの情報通信関連の企業を誘致したり宇宙産業ロケット関連分野への投資にも力を入れるほか、人手不足が深刻な農業や商工業など
県内の産業の成長力を進めるため情報通信やロボットなどの先端技術の活用を促していくことにしています。

そして新年度76億円を投入し、建設中の県立医大薬学部の設置をさらに進めるいくことにしています。

こうした一方で貧困家庭など困難を抱える子どもを支援するため、すべての小学校区域で学習支援をしたりスポーツなどの活動を支援するなど
子供の居場所づくりに力を入れます。このほか世界的な課題になっている海洋でのプラスチックごみ対策に取り組むため、ごみの散乱やポイ捨てを防止する条例を制定し、監視体制の強化や市民への啓発に努めることにしています。

今回の予算では貯蓄に当たる財政調整基金の取り崩しを3年ぶりに回避したほか、消費税増税などの影響で、県税収入が0・7パーセントアップの942億円見込んでいます。
こうした事業に取り組む和歌山県の新年度予算案は今月20日に開会する県議会の2月定例議会に提案されます。

 

一方、和歌山県議会は、きょう議会運営委員会を開き、2月定例県議会の会期を今月20日から来月(3月)17日までの27日間とすることや、一般質問を来月3日から9日までの休会日を除く5日間、予算特別委員会を10日と11日の2日間、各常任委員会を12日と13日の2日間とすることなどを申し合わせました。