和歌山県内で初の新型コロナウイルス感染確認・50代男性医師(写真付)

2020年02月13日 21時56分 ニュース, 社会

和歌山県は、きょう(13日)県内で初めて、和歌山市に住む50代の日本人男性が、新型コロナウイルスに感染したと明らかにしました。

県の対策本部のもよう(2月13日・和歌山県庁南別館)

県によりますと、この男性は和歌山市在住で、湯浅町(ゆあさちょう)の済生会有田病院(さいせいかい・ありだびょういん)に勤務する50代の外科医です。

男性は先月(1月)31日に発熱し、今月(2月)8日のCT検査で肺炎の症状が見られ、10日に入院しました。発症前14日間に中国など海外への渡航歴はありませんが、中国から来た人と接触したかどうかや、大阪など国内の都市部へ出かけたかどうかは不明です。

このほか、この医師を含む5人が体調不良を訴えてウイルス検査をしていますが、1人は陰性、残る3人は検査中です。

県では、県庁南別館に仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事を本部長とする対策本部を設置し、今後の対応を協議しました。

記者会見する仁坂知事(左)と野尻技監(右)

仁坂知事は「1月18日からきょうまでに病院にかかっていた人は『特別接触外来』を設けるので相談して欲しい」と呼びかけるとともに、病院に対して入院患者のウイルス検査を実施し、それまで病院から出ないよう求めました。

男性医師が勤務する済生会有田病院では、新規の患者の受け入れを停止し、病院内で医師が接触した人全員にウイルス検査を行います。

今回のケースについて、県・福祉保健部の野尻孝子(のじり・たかこ)技監は「医師が感染したということは、社会的にすごくインパクトが大きいのではないか」と話しています。

また男性が居住する和歌山市も対策本部を設置し、今後の対応を協議しています。