【新型コロナ】同僚医師ら3人も陽性 感染者は5人に(写真付)

2020年02月15日 20時56分 ニュース, 社会

50代の男性外科医が新型コロナウイルスに感染した湯浅町の済生会有田(さいせいかいありだ)病院で、同じ外科の男性医師ら3人も新たに感染していることが確認されました。

会見する(左から)仁坂知事と野尻・福祉保健部技監

これはきょう(15日)午後3時から和歌山県が会見して明らかにしたものです。内科を受診した70代の男性の感染もきのう(14日)確認されていて、これで感染者は5人となりました。

県によりますと、新たに感染が判明した3人は、外科で同僚の50代の男性医師と、50代の妻、それに入院患者の60代の男性で、男性は外科病棟に入院しており、感染した外科医と濃厚接触があったということです。外科医と妻は軽症で、入院患者の男性も症状は重くないと見られています。また、最初に感染が判明した外科医について、当初は「発熱や腹痛のため自宅で療養」としていた今月(2月)6日に、県外の病院で勤務していたことを明らかにしました。

仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は、同じ外科の医師2人が新型コロナウイルスに感染したことについて「院内でうつったと考えられる」と述べ、院内で感染が拡大した疑いが濃厚になりました。体力の低下した人や高齢者など、リスクが高い患者の集まる病院に関連した感染者が相次ぎ見つかる事態となり、県は感染経路の調査や拡大防止策を進めています。

済生会有田病院は外来診療や面会を取りやめる一方、受診者や家族のための接触者外来を設置しました。