【新型コロナ】病院の検査終了 新たな感染者なし(写真付)

2020年02月25日 19時39分 ニュース, 社会

新型コロナウイルスへの感染が最初に確認された湯浅町の済生会有田病院について、関係者のウイルス検査を実施してきた和歌山県はきょう(2/25)、新たな感染者はなく、すべての検査を終了したと発表しました。今後、観察期間を経て異常がなければ、来(3)月4日にも病院の外来受付や入院患者の受け入れを再開することになりました。

記者会見する仁坂知事(左)と野尻孝子技監

県内では、これまでに698人のウイルス検査が行われ、湯浅町にある済生会有田病院の医師や入院患者、その家族のほか、ダイヤモンドプリンセスに災害派遣医療チームの隊員として乗船していた看護師など、あわせて13人の感染が確認されています。

このうち、済生会有田病院では、最初の感染者が出た今(2)月13日以降、医師や看護師、入院患者や出入り業者など 発熱や咳などの症状が出ていない人もあわせて474人のウイルス検査を実施してきました。そして、きのうですべての検査が終わり、新たに陽性反応を示した人はありませんでした。

済生会有田病院の今後について、仁坂知事は、「正常化が証明される入り口に来ている。厚生労働省のルールでは、今後、経過観察を経て来月4日にこの病院が正常化して復帰できるようになる」と述べ、済生会有田病院の外来受付や、入院患者の受け入れが来月4日に再開される見通しとなったことを明らかにしました。

このほか、病院とは関係なく、県が行っている、発熱などの症状がある肺炎患者の検査については、新たな申し出がなく、今月22日に感染が判明した40代の男性の会社の同僚については、濃厚接触者のウイルス検査ですべて陰性が確認されたことを明らかにしました。

また、新型コロナウイルスに感染した人のうち、病院に関係のなかった50代の男性がウイルス検査で2度とも陰性となり、きょう退院し、これで感染した13人のうち、退院した人は6人となりました。

一方、重症で人工呼吸器をつけている70代の男性入院患者についても2度目の陰性が確認されましたが、重症化した肺炎が原因で、入院はいまも続いています。

また、これまで、もともと疾患があって済生会有田病院に入院していた人は、感染が確認された今月13日以降、退院できない状態が続いていましたが、きのう(2/25)から、条件を満たせば、主治医の判断で、退院が可能となり、きょうにかけて3人が退院したということです。