九度山小学校で修了式 休校せず無事、春休みへ(写真付)

2020年03月24日 21時52分 ニュース, 社会

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため行われた全国一斉休校の中で、和歌山県内で唯一、当初から休校しなかった九度山町の小学校できょう(3/24)、3学期最後の日を迎え、児童が、校長から修了証を受け取りました。

修了証書の授与

九度山町は、2月27日に安倍首相が全国一斉休校を要請したため、一度は春休みまで臨時休校とし、小中学校に伝えましたが、翌28日に、市町村が独自に判断できるとされたことから、一転して、休校しないことを決め、町内のあわせて4つの小中学校では、授業を続けてきました。

そして、きょう、九度山小学校で修了式が行われ、1年生から5年生までのおよそ100人が体育館に集まり、それぞれの学年の代表が、池田彦男(いけだ・よしお)校長から修了証書を受け取りました。

修了式で挨拶した池田校長は、「皆さんが学校に来た日はこの1年で200日余り。この間に、平成から令和に代わり、新型コロナウイルスで学校が休みになりかけましたが、きょうを迎えることができました。毎日、小さな変化を積み重ねて成長していけるよう、人混み(ひとごみ)を避けて手洗い・うがいを心がけて春を楽しんでください」と呼びかけました。

式辞を述べる池田校長

式の後、児童は、それぞれの教室に戻ってプリントや通知表を受け取り、休憩時間には、いつも通り、運動場で友達とドッヂボールや鬼ごっこを楽しんでいました。

運動場には、きょうも子ども達の声が響いた

小学校が休校とならなかったことについて、3年生の児童は、「みんなと会えてうれしかったし、学校があってよかった」と話し、4年生の児童は、「最初に休校と決まったのに、学校があってきつかった。毎朝、もう少し長く寝たかった」と苦笑いしながら話していました。

また、春休みの過ごし方について、5年生の児童は、「宿題を2日で終わらせて、外出しなくても友達と話せるオンラインゲームを使って充実した春休みを過ごしたい」と話していました。

無事、3学期の修了式を終えて、九度山小学校の池田校長は、「児童が感染したり、近隣で感染が発生すれば、学校を続けられなくなると思っていたので、正直、ほっとしました。インフルエンザの児童が出た時には、手洗いやマスクの着用を徹底しているのに、ウイルスの感染は発生するのだと認識しました。まだ大阪などで発生しているので、健康面に気を付けて春休みを過ごしてほしい」と話していました。

九度山小学校では、来(4)月8日に始業式と入学式を予定しています。