【新型コロナ】聖火リレー延期一夜明け ランナー「よかった」(写真付)

2020年03月25日 19時49分 スポーツ, ニュース, 社会

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で東京オリンピックの延期が決まり、あす(3/26)から予定されていた聖火リレーも延期されることになったのを受けて、準備を進めてきた和歌山県の担当部署は、けさ(3/25)から関係者への連絡対応に追われました。

聖火リレーは、あす、福島県を出発して121日間かけて47都道府県を巡り、和歌山県内では、来(4)月10日と11日に実施されることになっていました。

聖火リレーの延期を受けて、実施に向けて準備してきた県スポーツ課のプロジェクト推進室では、昨夜(3/25)のうちに、和歌山県が選出したリレーのランナーにメールで連絡するとともに、今朝から、ランナーが走ることになっていた自治体や関係機関、契約業者らに連絡し、予定していた交通規制を実施しないことや、設置した看板の撤去などを依頼しました。

県スポーツ課プロジェクト推進室主査の松場一成(まつば・かずなり)さんは、「聖火リレーの準備が加速する中、おととい(3/23)、スポーツ課の中から独立した部屋に引っ越して来たばかりでした。今後は、具体的な実施方法などが再度示されるので、それを待って対応したい」と話していました。

電話の応対が落ち着いた午後、取材に応じる松場さん

大会組織委員会は、感染防止策を検討する中で、トーチを持ったランナーによる通常のリレーを断念し、聖火をランタンに入れて車両で運び、祝賀イベントの会場を回る形式を検討していました。

モスクワ、ソウル、バルセロナのオリンピック3大会で、ピストル射撃の日本代表に選ばれた、かつらぎ町在住の勢見月文久(せみづき・ふみひさ)さん70歳は、「去年11月からウォーキングをはじめ、去年から今年初めにかけては、400メートルほどの距離を走り、新しいシューズも買って準備してきました。ランタンを車で運ぶくらいなら、延期になってよかったと思うし、延期した後も優先的に走らせてくれるということなので、選手は大変ですが、私にとってはラッキーでした」と話していました。