【新型コロナ】東京五輪延期へ 計画の見直し始まる

2020年03月25日 21時31分 スポーツ, ニュース, 社会

安倍総理大臣は昨夜(3/24)、IOC=国際オリンピック委員会のバッハ会長と電話で会談し、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、東京オリンピックとパラリンピックを1年程度延期することで一致しました。オリンピックが戦争で中止になった例は複数ありますが、延期は史上初めてです。

今後、開催延期に伴い、会場や宿泊施設、ボランティアの確保や各競技の国際大会との日程調整などが課題になります。

東京オリンピック・パラリンピックの1年程度の延期が決まったことを受け、大会組織委員会は、本格的な計画の見直し作業に入りました。組織委員会は、日程が変わっても各競技会場が使用できるかどうか、施設側と協議に入る見通しで、武藤敏郎(むとう・としろう)事務総長は、「1年後にすでに予約が入っている施設もかなりあると思われる。場所によっては1年間ずっと借り続けないといけないかもしれない」とい指摘しました。

そして「すべてが現状通りにならないかもしれない」と述べ、変更の可能性もほのめかしました。また、具体的な会期も早急に固める方向で、複数の大会関係者によりますと、夏の開催を軸に5月から9月に範囲を広げて実現性を探ります。

東京オリンピック・パラリンピックの開催が延期されたことについて、和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事はきょうコメントを発表し、「大会の延期は、世界的なコロナウイルス感染症のパンデミック状態の現状から、アスリートや観客らの健康を守るために判断された結果と受け止めています」とした上で、「大会がいつになるかまだわかりませんが、素晴らしい大会が実現されることを望んでいます」と期待を寄せました。